【日本人はお祭り好き?】「ハロウィン」の熱狂について

■日本人はお祭り好き? 〜「ハロウィン」の熱狂について

10月の終わりが近づくと、東京の渋谷など都心部を中心に、仮装した若者たちが街を歩く「ハロウィン」の熱狂が話題となります。

ハロウィン前の週末などは夜通し騒ぎ続ける人も多く、騒音や放置されるゴミについて問題視する声も挙がっています。今年は渋谷区が「終電までに帰宅」を呼びかけていましたが、あまり効果はなかったようです。

ほんの数年前まで、日本ではハロウィンといっても、ごく一部で行われている小規模な催しばかりでした。しかし仮装した若者たちの盛り上がりがメディアで取り上げられるようになると、一気に大きなムーブメントへと成長していきました。

もともと日本人は、お祭りが大好きな国民性であると言われています。各地では古くから伝わる祭も多く、「この日ばかりは騒がなきゃ」と弾けてしまうのも伝統なのかもしれません。

ハロウィンもそうした文化の中に取り入れられ、広がっていった新しい祭の一つだと言えるでしょう。留学生のみなさんの中には、自国でのハロウィンのあり方とは様相が違い、驚く人も多いのでは?

今後もおそらく日本では、さまざまな外国の慣習や文化を取り入れて「お祭り」を楽しんでいくはず。「あまり弾けすぎないように!」と釘を刺しあいながら……。

【アルバイトとお金の話】留学生にも税金を納める義務があります!

■アルバイトとお金の話 〜留学生にも税金を納める義務があります!

 

前回は、「週28時間」というルールの中でどれくらい稼げるのかを計算してみました。

 

東京都の最低賃金(10月1日改訂)で考えた場合は、年収が132万3840円となります。かなりまとまった金額になってきますね。

 

ただし、この金額のすべてがあなたのものになるわけではありません!

 

日本では一般的に、年間の所得が103万円を超えた場合に「所得税」を納める義務が発生します。大学や高等専門学校などに通っている場合は「勤労学生控除」として少しだけオマケがつき、所得が130万円を超えた場合となります。

 

※「じゃあ、留学生はみんな勤労学生控除を受けられるんじゃないの?」と思うかもしれません。しかし、専門学校や日本語学校に通っている人はこの対象にはなりません。

 

このように、一部の国の出身者を除いては、留学生にも所得税を納める義務が発生します!

 

アルバイトをしていた留学生の中には、「後から税金を払う必要があることを知ってとても苦労した……」なんていう人もいるようです。

自分は税金を払わなければいけない対象なのか、アルバイトでいくら稼ぐと税金を払う義務が発生するのか。そうしたことも、しっかり勤務先に確認してみてください!

【アルバイトとお金の話】「週28時間」働いて、いくら稼げる?

■アルバイトとお金の話 〜「週28時間」働いて、いくら稼げる?

 

前回に続いて、留学生の「お金」にまつわるテーマです。

 

留学生がアルバイトをする場合、日本の法律によって1週間に働ける時間は28時間までと決められています。では、この枠内でアルバイトをすると、どれくらいの収入が得られるのでしょうか。

 

10月1日より改訂された東京都の最低賃金「時給985円」で計算してみたいと思います。

 

◎時給985円

◎週28時間×4週間=月に112時間勤務

◎985円×112時間=月の収入:11万320円

 

さらに、

 

◎11万320円×12カ月=1年の収入:132万3840円

 

となります。

 

年収132万円となれば、結構な金額です。もちろん、より時給の高いアルバイトをすればもっともっと稼げる計算になります。

 

ただし、ここで注意しなければならないことがあります。それは「この132万円がすべてあなたの手元に入るわけではない」ということ。実はこの収入には、日本の税金がかかってくるのです。

「留学生でも税金を納める必要があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。次回、詳しくご説明したいと思います!

【アルバイトとお金の話】「最低賃金」が上がります!

■アルバイトとお金の話 〜「最低賃金」が上がります!

 

今回は、日本でアルバイトをしたいと考えている留学生の「お金」にまつわるお話です!

 

みなさんは日本の「最低賃金」という制度をご存じでしょうか

 

これは「最低賃金法」という法律によって都道府県ごとに定められているもので、企業や店舗など人を雇う側は、この金額より低い給与を設定できません。もちろん、働く人の国籍は関係ありません

 

さて、この最低賃金は毎年見直されており、金額が上がり続けています。今年は10月1日〜10月5日にかけて改訂が実施されます(都道府県によって日にちは異なります)。

 

どれくらい上がるのか、いくつかの地域を見てみましょう。

 

◎東京都:時給985円

◎神奈川県:時給983円

◎大阪府:時給936円

◎愛知県:時給898円

 

※上記はいずれも、前年度から27円アップ

上記以外にも、ほとんどの都道府県で最低賃金が上がります。すでにアルバイトをしている方、これからアルバイトを探す方は、最低賃金を下回っていないかチェックすることも大切ですよ!

 

▼地域別の最低賃金は下記、厚生労働省ホームページで確認できます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

【アルバイトと“お洒落”】自由度の高い仕事って?

■アルバイトと“お洒落” 〜自由度の高い仕事って?

 

前回は、コンビニや飲食店など食品を扱う仕事での「お洒落の注意点」についてお伝えしました。

 

それでも「自分は思いきり自由にお洒落を楽しみたい!」と思うなら、どんなアルバイトを探せばいいのでしょうか?

 

一つは「アパレル」など、働くスタッフ自体がお洒落であることが求められる仕事です。アパレル店舗へ行くと、個性的な髪型や服装をしているスタッフをたくさん見かけるはずです。

 

もう一つは「オフィスワーク」。基本的に社内で仕事をし、お客さまと顔を合わせる機会がない仕事であれば、髪型や服装などは自由であることが多いのです。

 

(※いずれも、会社や店舗によって考え方は異なります! 実際の決まりについては応募時にしっかり確認してください)

最近では外国人観光客に向けたサービスを充実させるため、スタッフにも外国人を積極的に雇用しようとする企業が増えています。留学生向けのアルバイト求人情報は決して多くはありませんが、チャンスがあればぜひ挑戦してみてください

【アルバイトと“お洒落”】髪色やピアスはどこまで許される?

■アルバイトと“お洒落” 〜髪色やピアスはどこまで許される?

 

せっかく日本へ来て学生生活を送っているんだから、できる限りお洒落をしたい……! そう考えている留学生の方も多いのではないでしょうか?

 

もちろん、お洒落は個人の自由です。学生として暮らしているだけなら誰かに気をつかう必要はないのですが、「アルバイトをする」となると事情は変わってきます

 

日本では、中学校や高校の多くで「校則」という決まり事が存在します。「髪を染めたりピアスをしたりするのは禁止」としているところも多く、そうした意識はアルバイトを採用する会社や店舗にも少なからずあるようです。

 

では、アルバイト中のお洒落はどこまで許されるのでしょう? ポイントは「どんな仕事をするのか」です。

 

例えばコンビニの場合、よほど派手でなければ髪色についてはある程度許されることが多いようです(実際の判断は店舗によって異なります!

 

しかし、さまざまな種類の食品を扱う関係から、ピアスやネイルなど「食品に混ざってしまうと大問題になるお洒落については禁止される傾向にあります。これは飲食店などでも同様です。

その店舗は、会社は、どんな商品を扱っているのか。そうした観点からもお洒落を考えて、アルバイト面接に臨んでください!

【知っておきたい災害への備え】「ハザードマップ」を見てみよう!

■知っておきたい災害への備え 〜「ハザードマップ」を見てみよう!

 

前回まで、日本で暮らす際に知っておきたい「災害への備え」についての情報をお届けしてきました。自然災害は、いつどこで起こるかわかりません

 

そう考えると、「自分が住んでいる地域にはどんな危険性があるんだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。そこで注目されているのが、国土交通省が公開している「ハザードマップポータルサイト」です。

 

国土交通省 ハザードマップポータルサイト

https://disaportal.gsi.go.jp/

 

ハザードマップとは、大雨や地震などの災害時、地域ごとにどのようなリスクがあるのかを確認できる地図。上記サイトにある「重ねるハザードマップ」では、自分が住んでいる地域の地図に、さまざまな災害リスクの情報を重ねて表示できるようになっています。

近年の大雨被害を受けて、今年6月からは「身近にある川があふれた場合に、どの地域まで水に浸かってしまうおそれがあるのか」といった情報も見られるようになっています。

 

スマートフォンからも見られるようになっているので、自分の行動する範囲にどのようなリスクがあるのか、ぜひ確認してみてください

【知っておきたい災害への備え】「特別警報」って?

■知っておきたい災害への備え 〜「特別警報」って?

 

テレビなどで天気予報を見ていると、「大雨注意報」や「大雨警報」といった言葉を聞くことがあると思います。これらは地域ごとに、災害のおそれがある場合に気象庁から発表されています。

 

その中でも特に最大級の警戒をする必要があるのが「特別警報」。今年に入ってからも何度か「大雨特別警報」が発令され、大きな被害が出ました。

 

近年、日本では短時間に大量の雨が降り、川の水があふれたり、土砂崩れが発生したりといった大きな災害につながるケースが増えています。また、台風が多く発生する夏から秋にかけても、大雨の被害が拡大する傾向にあります。

 

ニュースでは「経験したことのないような大雨」といった表現が使われることもありますが、実際に日本に長く住んでいる日本人でも、これまでに経験したことのないような大雨や洪水が起きているのです。

 

大雨特別警報が出るような場合には、住んでいる自治体(市区町村)から避難に関する情報が出ているはずです。こうした情報を軽く考えず、すぐに避難ができるよう日頃から準備しておくことが大切です。

なお、自宅の近くにある避難場所については、お住まいの自治体のホームページから確認できるようになっています。いつ何が起きても慌てずに行動できるよう、早めにチェックしてみてください。

 

【知っておきたい災害への備え】「緊急地震速報」って?

■知っておきたい災害への備え 〜「緊急地震速報」って?

 

地球上の陸地の中ではごく一部に過ぎない日本列島。しかし「環太平洋変動帯」に位置するこの場所では、古くから地震や火山活動が活発です。

 

地震はいつ、どこで発生するか分かりません。そこで今回は、日本で暮らす際に知っておきたい災害への備えについてお伝えしたいと思います。

 

人間の体が揺れを感じるような規模に限っても、日本で毎日のようにどこかで地震が発生しています。特に規模の大きな地震に備えるため、気象庁は2007年から「緊急地震速報」の運用を開始しました。

 

この速報が出される条件は、「地震波が2点以上の観測点で観測され、最大震度が5弱以上と予想された場合」となっています。この中では、地震が発生した場所や震度4以上の揺れが予想された地域名が伝えられます。

 

緊急地震速報を確認した際には、あわてず落ち着いて、

 

・落ちてくる物に備えて頭を守る

・屋内ではテーブルや椅子の下に隠れる

・屋外では建物から離れてなるべく広い場所へ移る

 

といった行動を取るようにしましょう。

なお、緊急地震速報はテレビやラジオなどで伝えられるほか、お持ちのスマートフォンへも配信されます。端末によって言語設定ができたり、簡単な日本語で表示される設定にできたりといった機能があるので、ぜひ確認しておいてください。

【銭湯があるから大丈夫?】「風呂なしアパート」に住む若者たち

■銭湯があるから大丈夫? 〜「風呂なしアパート」に住む若者たち

 

前回は、日本の伝統ある公衆浴場「銭湯」について紹介しました。

 

若者たちの間でじわじわと銭湯人気が広がる中で、実はもうひとつ、興味深い動きが起きています。「風呂なしアパート」にあえて住もうとする人が増えているのです。

 

少し前まで、若い人が一人暮らしをしようとアパートやマンションの部屋探しをする際に、「風呂のない物件」は基本的に避けられていたものでした。多くの人にとっては、「家に風呂がないなんて不便すぎる!」という感覚が当たり前だったのです。

 

とは言え、都市部ではアパートやマンションの家賃も高額になります。特に東京の都心部では、ちゃんと風呂がついているワンルームの場合、家賃が10万円近くになることも。

 

そんな場所に住むのは、お金のない若者には厳しい……。「通学や通勤に時間がかかることは覚悟して郊外に住む」という人も多いのが現状です。

 

しかし最近では、あえて「風呂なし物件」に住む人も増えているそうです。古いアパートなどでは、風呂がない物件もまだまだ残っています。そうした物件の最大のメリットは「家賃が安い」こと。東京23区内でも、家賃2万円台で住めるようなアパートがたくさんあります。

こうした物件が注目されるのには、前回紹介した銭湯ブームの影響もあるようです。「近くに銭湯があれば、家に風呂がなくてもいい」という考え方ですね。確かに、日々銭湯を利用するのなら家風呂にこだわる必要はないのかもしれません。

 

家賃の安い部屋に住んで通学や通勤の時間を短縮し、銭湯で癒やしの時間を過ごす

 

そんな風に合理的な考え方をする人も、今の日本には増えているのです。新しい友人ができたら、「どんな部屋に暮らしているか」聞いてみるのも面白いのでは?